Wednesday 3 April 2013

ベイビートーク

子供ができたら、子供がいないお友達とは疎遠になっていくのかなと思っていましたが、そうでもなかったです。親になったら子供のことばかり話すようになって、子供がいない人にとっては退屈だろうと思っていました。親になってみて、本当にびっくりするくらい子供のことばっかり話すようになってしまったんですが、「子供ネタ」は子供がいない人にとっても意外とウケるようです(社交辞令かもしれないけど)。子供、ネタとしてはちっとも退屈じゃないんですよね(たぶん)。子供以外のことに興味がなくなってしまって、人の話を聞かなくなってしまうと、それがマズいんでしょうね。私は子供がいないお友達が話してくれる、仕事とか趣味とかヤングなネタに飢えていて、「子供のお昼寝とか離乳食とかじゃない話をもっとしてくれ」オーラを出しまくっているので、子供がいないお友達にも愛想をつかされずにすんでいます(と思います)。面白い話ができなくても、人の話をちゃんと聞いてれば仲間はずれにされないということに大人になって改めて気づきました。

ママ友たちとは、そりゃぁもう、子供ネタばっかりです。気づいたんですが、ママ友と子供のことを話すときは、めーっちゃ細かいディテールまで報告し合っています。私は、愛彩のフィアンセのリーバイくん(リーバイスのリーバイです)が、就寝時間は8時だけど1時間くらいはぐずってしまうこととか、夜は8時間半も一気に眠れるようになったとか、でもお昼寝は今でも苦手でベビーベッドじゃお昼寝してくれないとかいうことまで知っていますし、リーバイくんのお母さんのフィオナは、愛彩の就寝時間が8時で、一昨日は夜中の1時に授乳に起きて朝の4時半にまた目が覚めたけど授乳せずにまた寝たとかいうことまで知っています。そりゃぁ、子供いない人には退屈な話でしょうねぇ...。

私はいつもマーティーに、「愛彩はなにをやらせても上手。おっぱい飲むのも上手。おしっこをするのも上手。ウンチをするのも上手。お昼寝も上手。えらいねぇ〜!」とのたまい、「恥ずかしいからよそでそんなこと言っちゃだめだよ」とたしなめられます。
最近、うつぶせの状態で物をつかんだり出来るようになったので「マーティー、愛彩がうつぶせの状態でものをつかんだり出来るようになったよ!すごいねぇ〜」と言ったところ、「すごいんだけどさ、本当はすごくないよね」と言われました。
そうなのです。他の動物なんて、生まれたときから立って走ったりできるのに、人間の赤ちゃんは、おっぱい、おしっこ&ウンチ、寝る、の3つくらいしかできない状態で生まれてきます。なめとんのかコラ、食べるぞ!てライオンに言われてもいたしかたありません。
私は愛彩を生んで初めて、赤ちゃんが物をつかむようになるまで何ヶ月もかかるということや、自分では「できる」と認識さえしていなかった「寝返り」などが赤ちゃんにとっては成長の大きな一歩であることを知りました。
お腹に9ヶ月も入ってるんだからさ、もうちょっといろいろできるようになってから生まれてもいいだろうにね。そのぶん親の楽しみはちょっと減りますが。




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