ある朝、いつものように親子三人で朝ご飯を食べていたときのこと。
「愛彩は本当にかわいいねぇ。またかわいいの新記録だね。」などと、お決まりの超親バカトークをしていたのですが、マーティーがぼそっと
「もしかしたら数ヶ月前のほうがかわいかったかもしれない…(←後半ほぼ聞き取れないほどの小声)」とのたまわったのです。
ピカッ!ゴロゴロゴロ(←雷が落ちた音)
ダダダダーン、ダダダダーン!(←ベートーベン「運命」のイントロ)
和やかな朝ご飯のひとときに衝撃が走りました。愛彩、生後十ヶ月にして「すでにかわいさのピークは過ぎ去った」説が浮上したのです。私は心底動揺しました。なぜなら、実は私にも心当たりがあったのです…。
その前の晩、マーティーがフィルムカメラで大量に撮った愛彩の写真を一緒に見ていたら、こんな写真を見つけました。
どっきゅーん!
か、かわいい。かわいすぎる。(←親バカで本当にすみませんすみません)
これは生後六ヶ月ごろの写真ですが、確かにこれを上回るかわいさの写真はここ数ヶ月撮れてないかもしれない。まさか本当に愛彩のかわいさのピークは過ぎてしまったのか!?
そんな両親の動揺をよそに、顔や手をヨーグルトで汚しまくりながら朝ご飯をもりもり食べている愛彩。
私「いや、でもこんなにかわいいし。今のほうがよく笑ったりしゃべったりするし。動作とか今のがいろいろするから、やっぱりかわいいし。」
マーティー「そうだけどさー、顔はますますファニーフェイスになってるよね。」
ガーン!(←追い打ち)
といろいろ熱く話し合った結果、最近は被写体が動き回るのでいい写真を撮るのが難しく、動画は今のほうがかわいい、というところで落ち着きました。愛彩のかわいさのピークは過ぎ去った説はうやむやなままとりあえずお蔵入りしました。
本当にどうでもいい話でした。赤ちゃんの顔はぐるんぐるん変わりますからね。ちなみに、私のかわいさのピークは生後一歳くらいでした。後は下り坂です。