Monday 29 April 2013

おもしろすぎるママワールド

赤ちゃんの五感を楽しく刺激するというBaby Sensoryというクラスに参加してきました。1回8ポンドもするので、私はちょっと...と思っていたのですが、前から感じがいいなぁ〜と思っていたママさんが「子供の目がほんっとにキラキラするのよ。すごく楽しんでるみたい。」と強く勧めていたので試してみました。

結果:たいへんシュールな経験でした。

まず、電話でクラスの予約。ハローの声からひじょーにテンションの高い女性が応答。受話器を思わず耳から遠ざけてしまったほどの大きな声で情熱的にクラスの内容を力説。「10回分のクラスに登録したら初回はタダですから」と何回も念をおされ、この時点で若干ひいてしまった私でしたが、「とりあえず一回試してみよう」と予約。

さて、会場に着くと15人くらいのママさんとその赤ちゃんたちがいて「おお、けっこう人気なんだなぁ」とちょっと期待値があがります。ママと赤ちゃんが輪になって座っていたので、私と愛彩も座りました。そして、電話で話したひじょーにテンションの高い女性(このクラスの先生だと判明)が登場。「みなさん、ようこそ〜!赤ちゃんもようこそ〜!」とディズニーランドのかぶりものキャラクターのようなジェスチャーで挨拶。反応に困っている私たちがシーンとする瞬間を与えないよう、次々にハイスピードでいろんなことを説明し、「質問はありますか?」と言われママたちが「えっ」と戸惑う前に「ないですね!」と笑顔で押し切られました。

「まず、こんにちはの歌を歌いましょう。初めてのママ、最初は歌えなくても気にしないでくださいね。」とCDのスイッチをオン。常連さんらしきママさんたちと先生が手話っぽい動作をしながら歌い始めました。「ママさん、恥ずかしがらずに大げさにジェスチャーをしてくださいね。赤ちゃんはママのジェスチャーが大好き!」と言われ、見よう見まねで大げさな動きで手話をしながら、歌詞がわからないので「フフフフーン、ラララー」と適当にメロディーを口ずさみます。

愛彩の反応:私の歌やジェスチャーには全く興味を示さず。自分の服のはしっこをじーっと見ながら指をもぐもぐ。

「ぜんっぜんウケてないんですけど...。」と焦りつつ周りのママさんたちを見てみると、上手に手話も歌もやっているママもいれば、私みたいに初めてで微妙な笑顔でいる人もいて少し安心。他の赤ちゃんの反応を見てみましたが、そんなにウケてる様子はない気が...。本当に赤ちゃんはママが手話を大げさにやってんのを見るのが大好きなのかなぁ〜、と思いつつ、ノリノリの先生や常連ママさんたちのテンションを下げないよう、百万ボルトの笑顔でやりましたともさ!

その後、子供用のプールに5ミリくらい水が入れてあって、赤ちゃんの足をそこにつっこんだり(愛彩、困惑顔&無反応)、シャボン玉と色のきれいな布切れで「お風呂ごっこ」をしたり(愛彩、シャボン玉におびえて泣く寸前)。先生のテンションが上がれば上がるほど、不機嫌になっていく愛彩。「赤ちゃんの五感を楽しく刺激」?「子供の目がキラキラ」?楽しくってキラキラしてるのは先生だけだと思うのは私だけ?
「大人が必死になって赤ちゃんを笑わせようとすればするほど、失敗するもんだよね」ていう例を、集団でお金払っていろんな道具を駆使してやってるようにしか思えないんですけど...。

ああ、この光景を誰かが映画にしてくれたらおもしろいだろうなぁ。伊丹十三さんとか、リトル・ミス・サンシャインを監督したご夫婦なんかが、上手にこのシュールな滑稽さを表現してくれそうなのになぁ。と思いました。心の中ではドン引きしてるのに、ノリノリで笑って踊ってる自分とか。不自然にテンションが上がりまくっている先生におびえてる赤ちゃんたちとか。誰か撮ってくんないかなぁ。このシチュエーション、おいしいなぁと思いました。

愛彩がウンチ爆弾を落として全身着替えないといけなくなると、私は愛彩を裸ん坊にして、オムツマット(おねしょマットの小さいバージョン)の上にのせます。愛彩はこの裸体操が大好きで、ブランケットや自分の手をなめなめしながら、頭やお尻をフリフリ。手足をバタバタ。目はキラキラ。「そ、そんなに楽しいんだ。」と私は毎回びっくりします。大人がそこにあることも気づかないようなもので、喜々として遊んだり、目を丸くして見入ったりする赤ちゃん。赤ちゃんの「楽しい」を発見する目と能力に私はただ感心するばかりです。そんな赤ちゃんに大人が「ほら、こういうのが楽しいんでしょ〜?」とおもちゃを近づけたり、変な顔をしたりして、ぜんっぜんウケないことがあります。

マーティー:「愛彩ってさ、僕たちが笑ってほしいと思ってるときに義理で笑ってることがあるよね」
私:「あー!私もそう思ってた!」
なんてときすらあります。

大人につき合わないといけない赤ちゃんたちも大変だよねぇ。

ちなみに、10回分のクラスに登録せずに8ポンドを払って帰ったのは私だけで、他の新しいママさんたちはみんな登録してました。「あの赤ちゃんとか泣いてたし、あの赤ちゃんとか途中から寝てたのに...!?」と一人憤りを感じて帰りました。私がひねくれてるだけなのかなぁ...。


Tuesday 23 April 2013

ドリーム・ランド

愛彩が眠いのに「まだ眠りたくない。遊びたい。」とぐずっているとき、私はドリーム・ランド、夢の国の話をします。「愛彩ちゃん、まだ遊びたいの?夢の国で遊べばいいんだよ〜。おもちゃもいっぱいあるし、お友達もたくさんいるよ。楽しいよ!ほら、夢の国に行っといで〜!」と説得します。

例によって静かな声でぼそぼそと、夢の国がどんなに楽しくてステキなところか話すんですが、まだおっぱいしか飲んでない新生児ができることは限られてるので、愛彩の夢の国の話は話している私のほうがちょっと飽きてくるわけです。そこで、「お母さんの夢の国はね〜」と最近は自分の妄想を語ります。

「あおーいお空に雲が浮かんでてね、ふわふわした雲の上に乗るとね、やわらかくて、いいにおいがするの〜。雲を食べると綿菓子みたいな味がするよ。その雲に乗ってビーチに行って、白くてサラサラの砂浜の上に寝そべるとね、マッサージ師がどこからともなくやってきて、全身マッサージしてくれるの。マッサージが終わると、小さいカサが付いたおいしいカクテルがふわふわ飛んでくるのよ〜。太陽がサンサンと輝いてるんだけど、お肌になんにもダメージはないのよ♡ ビキニを着てるんだけど、みんながふりかえっちゃうような、スカーレット・ジョハンソンみたいなナイスボディなのよ。」

浅はかすぎる、自分の夢の国!

またあるときは
「学校のプールくらい大きいケーキがあってねー、ぴょーんと飛び込むと、スポンジケーキがふわふわで、トランポリンみたいにぼよよん、ぼよよよん、て体が跳ねるのよ〜。ほんとーうにおいしい生クリームがたくさん乗ってて、顔をうずめたり手ですくって食べたりできるのよ♡ 自分の3倍くらいある大きいイチゴをねぇ、はらぺこあおむしみたいにトンネルを作りながら食べてね、イチゴのトンネルの中で一休みするのよ〜。(そしていくら食べても太ったり気持ちが悪くなったりしないのよ♪)」

ああもう、欲望が暴走する夢の国!

なにげなーく始めた自分の夢の国の話。こんなに自分の欲望が丸出しになるとは思わなんだ。もし「明日世界が終わるとしたら今日なにしたい?」と聞かれれば、「家族や友達みんなと一緒に...」となにをしたいかより誰と一緒に過ごしたいかが真っ先に頭に浮かぶんですが、「夢の国」だと、もっと本能的な欲望がむき出しになるのが興味深いです。心理学的に分析したら、なんかいろいろ知らない自分が解明できそうな気がしますがどうでしょうね。


Saturday 20 April 2013

涙の理由

赤ちゃんって、どんなに「泣かないほう」の子でも、大人と比べるとよく泣きますよね。泣いている理由がすぐにわかるときもあれば、なかなかわからないときもあります。

ある日、愛彩がオムツもかえたばかりだし、おっぱいもあげたばっかりだし、お昼寝から起きたばかりなのに、なんだか機嫌が悪くて泣いていたとき、歯が生え始めて痛いのかな?と思って痛み止めをあげたら、痛み止めが効き始めるよりもずっと早く泣き止んだことがあります。「ぎゃー、痛み止め間違ってあげちゃった!」と後悔しましたが、泣き止んだからいいか、と。しかも、痛み止めのせいなのか、その後2時間くらいぐっすり寝てくれたので、「ぎゃー、娘をクスリで眠らせちゃった〜!」と思いましたが、眠ってくれてラッキー、と。あは♡

あの涙の理由はなんだったのか。お昼寝を十分してないうちに途中で起きてしまってまだ眠かったのか。他になんか違う理由があったのか。今でもわかりませんが、大切なのは泣き止んだということ。

赤ちゃんについてのあらゆることが日進月歩で科学的に解明されていて、お母さん同士や専門家との情報シェアが積極的にされている今、赤ちゃんの涙の理由は昔よりずっと正確に把握されているんじゃないのかな、と私は思います。昔から赤ちゃんの言ってることが正確にわかるスーパー乳母さんみたいな人はたくさんいたと思います。でも、赤ちゃんの体のしくみなどが誤解されていて、赤ちゃんとママが無意味に辛い思いをしていた歴史的な実例もたくさんあります。私の母のころよりも今のほうが、そして今よりも愛彩が母親になっているころのほうが、正確に赤ちゃんのニーズが理解されているんじゃないかな、と希望をこめて思います。

ロンドンでは、今の愛彩くらいの年の赤ちゃんがはっきりした理由もなく泣いているとき、必ず「歯が生え始めたかな?」と言われます。そして、たくさんの親がその理由で納得しています。でも、最近になって「歯の生え始めと夜泣きに因果関係はない」という説が発表されました。納得していない人も多いのですが、もしかしたら「歯の生え始め」で片付けられていた涙の理由が、実は全然違う理由だったと解明される日がくるかもしれません。

これから30年後に、赤ちゃんの涙の理由がもっと正確に解明されたとしても、きっと親ができることは同じな気がします。抱っこしてあやして。あとはもうひたすら泣き止むのを待つ。そしてきっと、お腹が減ってない健康な赤ちゃんは、時間が経てば自然に泣き止むというのも、太古の昔も30年後の未来も変わらないでしょう。

でも、親は涙の理由を知りたいものなんですよね〜。「人間は、どんなにひどいことでも、はっきりした理由があれば耐えられる」とどこかで聞いたことがあります。「歯の生え始め」など、親が必死で涙の理由を考えだすのは、「なにをやっても赤ちゃんが泣き止まない」という難しい状況を親が乗り越えやすいものにする知恵なのかもしれません。

泣いてる顔もかわいいけど、笑ってるときのほうがステキよ。(そして楽よ。)


Friday 12 April 2013

初めての、コロン

今日ブログの更新するの二回目です。というのも、愛彩が初めてうつ伏せの状態からコロンと仰向けに寝返りがうてたので。

なんと、母の私は、携帯のメールを打つのに夢中で、すぐそばにいたのに一部始終を見ていませんでした。いやーん!うつ伏せだった愛彩が、気づいたら仰向けで私にニコニコしてたので、私も愛彩にニコニコした後、3秒くらいよーく考えて、「ちょっと待て!愛彩がなんでか仰向けで笑ってる〜!」と気づいたのでした。またうつ伏せにしてみてもう一回やんないかなーと待ってみましたがダメでした。

他のママに話してみたら、「私の子はうつ伏せから仰向けの寝返りは一回だけ偶然やった後、もう何週間もしてないよ」という人もいたので、もしかしたら愛彩も一回だけの偶然だったかも。見逃して残念!

ところで、鏡に写っている愛彩をよく写真に撮るのですが、たまーに我が子を一生懸命激写しているアホ顔の自分の顔が写ります。

おとぎ話

愛彩が夜なかなか寝付けないときは、おとぎ話とかつくり話をしてあげたりします。話の内容はともかく、ぼそぼそと静かな口調で話すのを聞くと落ち着くようです。自分も退屈しないですむので、けっこう楽しんでお話をしています。

つくり話は適当にその場ででっちあげているのでいいのですが、おとぎ話はけっこう難題です。最初は調子よく「むかーしむかーしあるところに...」と始められるのですが、途中で「あれ?おじいさんがどうしたんだっけ?」とわからなくなり、「えーと、あれだ。なんかの動物がでてきてさ」とかなり適当に真ん中を流し、結末もグダグダのまま、「めでたし、めでたし」で結びます。あれだけ子供の頃に繰り返し話してもらったり読んでもらったりしたのに、意外と忘れてしまうものですね〜。

昨日の夜は、浦島太郎の話をしました。この話はけっこうちゃんと覚えていました。話しているうちに「で、浦島がさぁ」とか「ブスだけどナイスボディーなひらめのダンサーたちがね」とか、登場人物が頭の中で脚色されてオトモダチ化されていきます。そして結末。「浦島が玉手箱を開けるとけむりがモクモクとでてきて、浦島はたちまちおじいさんになってしまいました」

「めでたしめでたし」って、全然めでたくないぞ。浦島はその後どうなったの?海から帰ってみれば、家もない。知っている人もいない。優しいところがあるけど、ぼーっとしてて要領が悪くて、漁師としての腕も大してよくない、むっつりスケベの浦島が(私の頭の中ではそういうキャラです)サバイバル系だとは思えません。家も身寄りも手に職もなくて、タイムスリップしてるから世間知もなくて、体力もなくなってしまったおじいさんが、これからどうすればいいんでしょう。悲嘆にくれて入水?乞食になって餓死?考えれば考えるほど、「老人の悲惨な孤独死」のシナリオしかうかんできません。

気になったので、もちろんググってみましたさ。このサイトによれば、万葉集ではおじいさんはそのまま死ぬことになっているらしいです。チーン。それからずっと後の室町時代に編集された御伽草子の中では、おじいさんは鶴になって長生きしてめでたしめでたしだそうです。大衆の気持ちを考慮しての編集だったんですかね。おとぎ話は夢がないとね。

現代に書かれた子供用の絵本がハートウォーミングだったり、ほろりとするいい話だったりする中、桃太郎とかカチカチ山とか、昔話しはどれもシビアだったり残酷だったりしますね。昔は怪我や病気や死がもっと身近なものだったからかもしれませんね。現代に生まれてとりあえずはよかったかも。めでたしめでたし。


Wednesday 10 April 2013

習慣と儀式

赤ちゃんを育てていて、人間って習慣と儀式が必要な生き物なんだなぁとつくづく思うようになりました。

赤ちゃんの面倒をみることについて「お腹空いたときにおっぱいをあげて、眠くなったら眠らせてあげればいいさ」と愛彩を生む前までは安易に考えていたのですが、愛彩を生んでいろいろ勉強したり実践したりするうちに考えが変わりました。そして私が愛彩の一日の行動パターンを誘導してあげたほうが本人の調子がいいということを学びました。

授乳はだいたい3時間おき。お昼寝の時はベビーベッドに寝せて子守唄を一曲。夜はお風呂→マッサージ→パジャマ→授乳→ベッド→子守唄。毎日行くところや会う人が違っても、食べることと寝ることに関しては、だいたい同じ時間に同じことを毎日繰り返しています。

よく考えたら大人も同じ。たいていの人が、毎日だいたい同じ時間に起きて、三食だいたい決まった時間に食べ、だいたい同じくらいの時間に寝ていると思います。週末は違うぞという人も、きっと毎週同じようなパターンを繰り返している人が大半でしょう。

育児書などには、「子供は習慣の生き物。次に何が起こるか把握していることを好む」とよく書かれているんですが、実はけっこう大人もそうかもと思いました。衝動的になにかやったり、突発的に何かが起こったりするのがワクワクするのは、日常が繰り返しだから。ルーティーンが最初からないと、こういうワクワクもありません。また、大人は次に起こることを自分でコントロールできますが、子供はかなりの行動を大人にコントロールされるので、常に次になにが起こるかわからないというのは、大人以上に不安なものかもしれないと思いました。

それから儀式。私はロンドンに来たばかりのころ求職中に、「朝起きて化粧をして家を出る」ということがどれだけ自分にとって大切か気づきました。身支度をして家を出るというのが、一日が始まる儀式で、家に帰って部屋着に着替えるのがオフの儀式。無意識のうちにそうやって一日のメリハリを付けていたということに、休職中で一日パジャマで家にいてもいい身分になって初めて気がつきました。人間って無意識に、こういう儀式的なことを毎日やってるものなんだと思うのです。

赤ちゃんは大人と違って自分でできることが限られているので、大人がそういう儀式的なことを代わりにやってあげる必要があるのかなと思います。それから、ママ業はフリーランスに似ていて時間に融通がきくので、意識的に儀式的なことをやったほうがママの心の健康にもいいかなーと思います(個人的には)。というわけで、私は毎日朝起きたら着替えて化粧をし、何の約束がなくても一日一回は家の外に出るようにしています。

赤ちゃんは、あまりにもいろんなことができないので、大人がやってる・できるとも気づいていないことに気づけて興味深いです。無意識にやっていることに気づくと、意識的にそれを変えることもできますし。授乳中ということもあり、ここ最近、毎日夕ご飯の後にデザートを食べる習慣がついてしまったのですが、授乳をやめた後にこの習慣をやめれるか、はなはだ自信がありません。むむむ。


Wednesday 3 April 2013

ベイビートーク

子供ができたら、子供がいないお友達とは疎遠になっていくのかなと思っていましたが、そうでもなかったです。親になったら子供のことばかり話すようになって、子供がいない人にとっては退屈だろうと思っていました。親になってみて、本当にびっくりするくらい子供のことばっかり話すようになってしまったんですが、「子供ネタ」は子供がいない人にとっても意外とウケるようです(社交辞令かもしれないけど)。子供、ネタとしてはちっとも退屈じゃないんですよね(たぶん)。子供以外のことに興味がなくなってしまって、人の話を聞かなくなってしまうと、それがマズいんでしょうね。私は子供がいないお友達が話してくれる、仕事とか趣味とかヤングなネタに飢えていて、「子供のお昼寝とか離乳食とかじゃない話をもっとしてくれ」オーラを出しまくっているので、子供がいないお友達にも愛想をつかされずにすんでいます(と思います)。面白い話ができなくても、人の話をちゃんと聞いてれば仲間はずれにされないということに大人になって改めて気づきました。

ママ友たちとは、そりゃぁもう、子供ネタばっかりです。気づいたんですが、ママ友と子供のことを話すときは、めーっちゃ細かいディテールまで報告し合っています。私は、愛彩のフィアンセのリーバイくん(リーバイスのリーバイです)が、就寝時間は8時だけど1時間くらいはぐずってしまうこととか、夜は8時間半も一気に眠れるようになったとか、でもお昼寝は今でも苦手でベビーベッドじゃお昼寝してくれないとかいうことまで知っていますし、リーバイくんのお母さんのフィオナは、愛彩の就寝時間が8時で、一昨日は夜中の1時に授乳に起きて朝の4時半にまた目が覚めたけど授乳せずにまた寝たとかいうことまで知っています。そりゃぁ、子供いない人には退屈な話でしょうねぇ...。

私はいつもマーティーに、「愛彩はなにをやらせても上手。おっぱい飲むのも上手。おしっこをするのも上手。ウンチをするのも上手。お昼寝も上手。えらいねぇ〜!」とのたまい、「恥ずかしいからよそでそんなこと言っちゃだめだよ」とたしなめられます。
最近、うつぶせの状態で物をつかんだり出来るようになったので「マーティー、愛彩がうつぶせの状態でものをつかんだり出来るようになったよ!すごいねぇ〜」と言ったところ、「すごいんだけどさ、本当はすごくないよね」と言われました。
そうなのです。他の動物なんて、生まれたときから立って走ったりできるのに、人間の赤ちゃんは、おっぱい、おしっこ&ウンチ、寝る、の3つくらいしかできない状態で生まれてきます。なめとんのかコラ、食べるぞ!てライオンに言われてもいたしかたありません。
私は愛彩を生んで初めて、赤ちゃんが物をつかむようになるまで何ヶ月もかかるということや、自分では「できる」と認識さえしていなかった「寝返り」などが赤ちゃんにとっては成長の大きな一歩であることを知りました。
お腹に9ヶ月も入ってるんだからさ、もうちょっといろいろできるようになってから生まれてもいいだろうにね。そのぶん親の楽しみはちょっと減りますが。