Wednesday 27 March 2013

十人十色

朝起きてから夜寝るまで、基本はハッピーな愛彩。赤ちゃんはみんな、健康でお腹がいっぱいだったらそうなんだと思っていたのですが、いろんな赤ちゃんに会っていくうちに、それぞれ全然違うんだなぁと思い直しました。

最近知り合った愛彩とほぼ同い年のダヴィンくんは、すでに世を憂えている感じ。他の赤ちゃんには見向きもせず、大人しか相手にしません。ダヴィンくんに「いない、いない、ばぁ〜」とか子供っぽいことをすると、冷たーい視線をあびるか、「フッ、しょうがねえなぁ」的な失笑をかいます。ご両親がアイルランド人なのもあり、高度なジョークをポーカーフェイスで言うような子供になりそうな予感です。(アイルランドは世界の大阪。おもしろい人がとんでもなく多く、みなさんジョークのレベルが高いです。)

これから5年後、もしダヴィンくんと愛彩が同じクラスルームにいたら...。
ダヴィン君:
「ビッグベンがまだスモールだったころにさ...」
愛彩:
「ビッグベンって小さかったの?」
ダヴィン君:
「当たり前じゃんか。最初からあんなに大きいわけないだろ。」
愛彩:
「そ、そうか、そうだよね。ダヴィン君は頭いいなぁー。」

みたいな会話がかわされるのではないかと。(高度かどうかは別として。)

愛彩がもう少し大きくなったら、いろいろ嘘ついて反応を見てみたいです。
「奈良の大仏さんって体が大きいから、人通りが少ない夜しかお寺から出られないじゃない?」
なんて、さも普通のことのように話すと、「え、奈良の大仏さんは夜に歩き回るんだ」と心の中で驚きつつも「う、うん」と知ったかぶりをして神妙にうなずいたりするのかなぁ。などと想像すると楽しいです。今からいろいろネタ考えておこう(←ひどい)。

さて、生まれたときから世を憂えているダヴィン君ですが、よく泣くし夜中に何回も起きるしで、お母さんは連日睡眠不足。でも、そんなダヴィンくん「が」心からかわいくてしかたない様子のお母さんを見てると、愛って美しいなと思います。みんな違ってみんないいのだ。


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