Friday 1 February 2013

初めての予防接種

12月4日(生後4週間ちょっと)、結核のワクチン(BCG)を打ちに行きました。愛彩にとって生まれて初めての予防接種。
レベッカさんというとっても優しそうな看護師さんが打ってくれました。BCGは血管や筋肉ではなく皮膚に打つワクチン。皮膚にマメのようなものを作るように打たなくてはならないので、独特の手法でひょいっと打ってくれました。「きっと何千回もやったんだろうなぁ」と思わせる手際のよさでした。愛彩は5秒ほどギャーと泣きましたが、すぐに泣き止んで、なんで泣いたのか瞬時に忘れたようでした。レベッカさん、すごい!

レベッカさんはワクチンを打つ前に、このワクチンはどういうものでなぜ打った方がいいのか、どのように作用してどんなリスクがあるのかなど、易しい言葉で丁寧に説明してくれました。このワクチンを打ちに行く前も、行政の方からパンフレットをもらってかなり詳しい説明を受けていましたし、個人的にもGoogleで調べたりしていました。インフォームドコンセントが徹底しているんだなぁーという印象を受けました。

レベッカさんいわく、このマメのようなものはすぐに消え、6週間後くらいに5ペンス硬貨(1円玉を一回り小さくしたくらい)くらいのおできが現れて破裂するとのこと。5ペンス硬貨っていったら、赤ちゃんの腕にはけっこう大きめなおできなので、それが破裂するとなると痛そうだなと思いました。が、おできは痛くないので赤ちゃんは何とも思わないとも教えてもらいました。
さて、このワクチンを打って6週間以上経ちましたが、5ペンス硬貨くらいのおできは現れず、あずきくらいの大きさのおできができ、破裂したのかしなかったのかわからないまま数日後にはかさぶたになりました。レベッカさんに教わった通り、愛彩はなんとも思っていないようでした。

ワクチンには生きている菌を使うものと死んでいる菌を使うものがありますが、BCGは生きている菌を使うそうです。オドロキなのが、この菌は皮膚に注入され皮膚に留まり、5ペンス硬貨ほどの皮膚内で感染するのだそうです。そうすることで免疫系を刺激して、体内に菌を入れることなく免疫を作るのだそうです。この方法だと副作用などのリスクが極めて少なくなります。
愛彩を生まなかったらこんなことは一生知らないですごしていたろうな、と思います。

ちなみに、待合室では同い年の赤ちゃんたちとそのママたちでいっぱいでした。そのママの一人が赤ちゃんの爪を爪やすりで削っていました。私はつめ切りで、愛彩の爪を切るのがどうしても怖かったので爪やすりを試してみたら、赤ちゃんの爪は柔らかいのですぐに削れました。いいアイディア♡今でも愛彩の爪は爪やすりで削っています。
また、他のママは赤ちゃんを膝の上に垂直に座らせて授乳していました。「これだと空気が口から出やすいからゲップをさせなくてもいいし、消化にもいいですよ」と教えてもらったので早速試してみたら、こちらもいい感じでした。
それぞれのママがなにげなくやってることが自分のやり方と違ったりするので、ママが集まるところに行くと勉強になるなと思いました。
新米ママ業は日々いろいろ発見があって面白いです。


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