Friday 11 January 2013

おしゃぶり論争

おしゃぶり。こんなに熱い論争が繰り広げられてる代物だとは知りませんでした。ググってみたら英語圏でも日本語圏でも大変な数の意見であふれています。すごーく反対派は「おしゃぶりは口封じ。赤ちゃんがかわいそう!」などと言い、すごーく賛成派は「指しゃぶり防止にもなって歯並びや鼻呼吸にいい!」とゆずらず。Google様には日々大変お世話になっておりますが、ググる時には感情的な意見にはあまり左右されないように気をつけ、比較的信頼のおけるところから発信されている科学的な根拠のある(ありそうな)記事を探して参考にするようにしています。
が、フォーラムなどでの感情的なママ同士の対立とか読んでいると、臨場感にあふれて大変興味深いです。みんな必死なんだなあ。

ちなみに、NHSのウェブサイトでは「母乳で育てている場合は、赤ちゃんが乳首と混乱して授乳がうまくいかなくなる可能性があるので、最初の4週間は使用しないようにしましょう。使用する場合は6ヶ月〜12ヶ月の間に使用を止めるようにしましょう」とあります。
ママ会なんかでも使ってる人と使ってない人といますが、平均的な意見は「使わないにこしたこたぁないけど、使ったほうがママと赤ちゃんにいいんだったら使えばいいさ。」みたいなところで落ち着いている気がします。使用者も多数。日本ではもっと反対はが多い印象を受けますが、実際のところどうなんでしょう?

マーティーがおしゃぶりで育っているので私は別におしゃぶり反対派じゃなかったのですが、生後6週間くらいまでは泣いたら抱っこするかおっぱいあげればよかったので必要性を感じなくて使っていませんでした。
そしてクリスマスの日。友人二人と私たち親子三人で、延々と食べて飲んで映画などを見ながらまったりと過ごしていたら、愛彩が例の深夜の酔っぱらい状態に。ずーっと泣いてるんだったら「病気か怪我か?」という可能性も考えましたが、泣いたかと思ったら笑い、笑ったかと思えばウ◯コ、そしてまた泣く...の繰り返し。おっぱいほしそうな顔をしてるのであげてみたら、3秒くらいで「俺が求めてるのはこれじゃねぇ!」とばかりにギャン泣き。それまではおっぱいが解決できない問題なんてなかったのに...と少なからずショックでした。
そこで、前に人からもらって使っていなかったおしゃぶりを与えてみたら。あらあらあら。ピターッと泣き止んですごい勢いでおしゃぶりをもぐもぐ。ずーっともぐもぐ。なんかの中毒患者を彷彿とさせるもぐもぐぶりに、ここでも母ショック。こんなに効果的だったとはーっ!(個人差あります)魔法の道具。ああ、でも危険な香りがプンプン。愛彩よりも私が中毒になりそうです。便利すぎて。

それからというもの、おしゃぶり使っております。といっても諸手を上げて賛成派というわけではなく、個人的には常用はしたくないなと思っています。理由はざっくり3つ。使用中は愛彩とのコミュニケーションがとりにくくなる、歯やあごへの影響が気になる(永久歯が生える前の使用なら心配しなくていいとNHSのウェブサイトにはありますが)、常用する必要性を感じない、といったところです。あ、もちろん、癖にならないようにしたいというのも大きな理由のひとつです。
愛彩がおっぱいで解決できないほど泣いて、あやしてもなかなか泣き止まない時にとりあえず落ち着かせる時や、電車の中などで大きい声でグズッたり泣き始めたりする時などに使っています。
上手に使えばこんなに便利なものはないと思うのですが、一部の人からは後ろ指をさされる道具のようですね〜。私も人が見てる前で使用している時は、なんとなーくうしろめたいような、世間体が悪いような気がしてしまいます。
マーティーみたいに、赤ちゃんのころおしゃぶりを常用してたけど普通の大人に育った人も大勢いると思うので、結局どっちでもいいのかも...とも思いますが。

それから、おしゃぶりは指しゃぶりの防止になるという人もいるようですが、愛彩は最近指しゃぶりをするようになったので、おしゃぶりの使用・不使用は指しゃぶりにはあんまり関係ないのかな?と思います。指しゃぶりも「癖になるからよくない」とする人もいるようですが、「生後間もないころの指しゃぶりは発達してきた証拠。大抵の赤ちゃんが自然にやめるようになるので心配ない」という説を信用しています。今まで自分に手があることも知らなかった愛彩が、指をなめて自分で自分を落ち着かせることができるようになったなんて感慨深いです。





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