Thursday 4 July 2013

初めての食べ物 その2

ベビー・レッド・ウィーニング(Baby Led Weaning略してBLW)という方法で離乳していると書きましたが、今でも継続してやっています。

自分で最初から食べさせるやり方なので、最初のほうは食べられる率よりも食べられない率のほうが高く、用意した食べ物のほとんどはテーブルの上とか床の上とか、あるいは愛彩の耳の後ろとか、オムツのすきまとか、後で発見してびっくりするようなところに散らばって終わります。食べ物=おもちゃなので、アボガドを塗ったトーストで頭を叩いて遊んだりして、「おお、新しいな!」と感心したりすることもしばしば。栄養分を体内に取り込んでもらうことではなく、いろんな食べ物にふれて「ものを食べる」というのはどういうことか、経験を通して知ってもらうことがねらいです。なので、いままで道りしっかり授乳して母乳から栄養を撮ってもらっています。

とはいえ、やっぱり食べてくれると嬉しいものです。最初は食べられる率が低いので、食べられたときは、パチンコの玉みたいに「入った〜!」ていう感じでした。生後6ヶ月くらいのときは手がグーかパーにしかできないので、食べ物をグーでつかんで、手からはみ出た部分だけガシガシと噛み、手に残った部分を食べようとしても、パーにした時点で口に行く前にぼとっと落ちていました。なので、最初のほうは「ハンドル部分」を作るべく、食べ物をかなり長めに切っていました。

そのうち、右手で握った食べ物を左手を添えて口まで持っていくことを覚え、落下率が減りました。また、指一本一本のコントロールが次第にきくようになり、「ハンドル部分」がないくらい小さい食べ物も口に入れることができるようになりました。ブルーベリーを一粒一粒、ちゃんと手でつまんで口に入れて食べれるようになったときは「おお〜!」と思いました。

7ヶ月をちょっと過ぎたころ、突然スイッチが入ったように夕ご飯をモリモリ食べたことがありました。その時のメニューは焼いた鮭、茹でたブロッコリー、ローストしたにんじん、ライスケーク(砂糖や塩を加えていない固くないおこしみたいなもの)、いちごなどでした。用意した食べ物の8割くらいは食べられないで終わるのが普通だったので、出すものを全部平らげているのをみて、お腹をこわさないかとマーティーと不安になったくらいでした。

それ以来、がぜん「食べる率」が上がりましたが、今でも食べれるときと食べれないときのムラがありますし、食べるとお腹がいっぱいになるということに気づいていないみたいです。そのうちお腹を満たすために食べるようになるんですよね〜。なかなか感慨深いです。

さて、我が子にバランスのよい食事をしてもらおうと、いろんな種類の野菜や果物、お肉にお魚、豆類などを買い込み、毎食バランスに気をつけて愛彩の食事を用意しています。また、お菓子やジャンクフードは与えないようにしています。自分はチョコレートを食べる一方で愛彩には無糖ヨーグルトにフルーツをあげたりします。なんだかなぁ...。愛彩に食べさせている超健康的な食事を自分もしていれば、一生太らないで健康でいられるだろうなと思いつつ、厚生労働省などで推奨されている食事よりも塩分、動物性脂肪、糖分を明らかに過りすぎてる自分がそこそこ健康なので、ある程度は適当でいいのかも...とも思います。愛彩の離乳が、自分自身と食べものの関係を見直すきっかけにもなっています。

愛彩には、「悪い食べ物」と「良い食べ物」があるというふうに教えたくありません。動物性脂肪や砂糖や塩も撮り過ぎがいけないだけで、大切な栄養素。そして、栄養がどーのこーのという以前に、他の生きものの命であったり、自然とたくさんの人が関わって作った大切な食べ物です。ブロッコリーも、お豆腐も、ハンバーグも、ケーキも、おいしくってありがたい食べ物。どの食べ物も大好き〜、おいしい〜、ありがとう〜、て食べてほしい。そして、大人の責任として、どのグループの食べものをどのくらい食べるのが健康的なのか、料理やお菓子作りを一緒にしながら、楽しく教えたいなと思っています。なんでもおいしく食べて、お腹がいっぱいになったら食べるのをやめる(←私はここができましぇん)、モリモリ食べたら元気に遊ぶ(または働く)、という生活をしてたら、変に我慢をしたり万年ダイエッターなんかになることなく、自然に健康でいられると思うんですがね。もと万年ダイエッターのつぶやきです。

手作りピザ

いちご

ヨーグルトといろいろ


No comments:

Post a Comment