Wednesday 17 July 2013

産休おしまい

もうすぐ産休が終わります。パートタイムでお仕事に戻ります。産休ノーサンキューってやつです。←言ってみたかっただけです。

7月は2日間だけお仕事に行きますが、その間はマーティーが愛彩をみてくれます。8月からは週2日で託児所に預けます。マーティーがみてくれる2日間、二人とも私がいなくてもまあ平気だろうと安心していますが、心の2%くらいで、私がいなくて少しくらいは困ってほしいなぁと思っています。仕事から帰ってきたとき、泣いている愛彩が私の顔をみてパッと泣き止んで笑顔になり、マーティーが「ああ、帰ってきてよかった。君の毎日の大変さがよーくわかったよ」なんて言ってくれたり...なんて密かに妄想しています。

実際は、二人はアドベンチャーに繰り出すのではないかと思っています。「今日は楽しかった〜!愛彩を連れてピクニックに行って、美術館にも行ってきたよ。産休って毎日楽しくていいね。」なんて言われそう。ま、そうなったらそうなったでグッジョブですが。実際のところどうなるんだろうと興味津々です。

仕事に戻ることについては、いろいろな思いがあります。ずーっと一緒にいる愛彩と初めて長時間離れるので、やっぱり不安もあります。一番の不安は、実は、自分のおっぱい。離乳食を始めて数ヶ月経ちますが、まだまだおっぱいを飲ませているので、日中飲ませられないとなると、おっぱいがパーンパンになるわけです。乳腺が詰まったりすると深刻な問題になったりもします。なので、働くママの中には職場で搾乳する人もいます。いやだぁ〜!搾乳すること自体が嫌なのに、職場でこっそりするなんていやだぁ〜。と、そのことばっかり考えています。子供を持つまでは、まさか一番の不安要素がパンパンに詰まった自分のおっぱいになろうとは思わなんだ。

愛彩を託児所に預けることについてはネガティブな感情はありません。自分がいろんな大人や年上の子供に面倒をみてもらってきたからといのが大きいと思います。それから、アフリカに「子供一人を育てるのに村一つ必要」という諺があるそうです。核家族が増えたのは歴史的にみると本当に最近のこと。ほんの最近まで、どこの地域でも、複数の大人が複数の子供をみんなで面倒みてたんですよね。昔はよかったと言うつもりは全くないんですが、コミュニティー全体で協力して複数の大人が複数の子供を同時に面倒みるのは、私にはヘルシーな人間関係なように思えます。子供の面倒をみるのって本当にいろんな方法があります。母親としては、いつも「正しい」やりかたで育てたい。でも、本当は「これが絶対正しい」という方法なんてありません。試行錯誤の末、自分が「正しい」と思うことをやっているだけで、他の人は全然違うことをやっています。結局、どっちでもいいってことが大半なんだろうと思います。人に預けて、自分のやり方じゃない方法で面倒をみてもらって、「それでも大丈夫なんだ」と身をもって知ることは、母親としての自分にとってもプラスになるかなと思います。

と、自分は思うんですが、小さいころに専業主婦のママとほぼ二人きりで育った友人は、とっても人柄も頭も良くて、仕事もバリバリできて、今では世界一優しいお母さんになっているので、ま、そういうことも含めて「どっちでもいい」し「どっちもいい」のかもしれません。

「まだまだ小さい子供を託児所に預けるなんて、子供が愛情不足になってかわいそう」という意見もあります。罪の意識を感じつつ復職するママは身近にもけっこういます。フルタイムで復職すると「子供と触れ合う時間がない」と罪の意識を感じ、パートタイムで復職すると「ママ業も仕事も中途半端」というストレスを抱え、専業主婦のままだと「私って時代遅れのつまらない女かも」と悩む。そういうジレンマが今のイギリスのママたちの間にはあるようです。

フランス(特にパリ)では産休は3ヶ月ですぐに復職するママがほとんど。「いつもママと二人きりだなんて、ママはストレスがたまるし、子供は社会性を身につける機会がなくてよくない。」という人が多いらしいです。本当に、いろいろですね。

個人的には、復職すると愛彩のママじゃない自分の時間ができるのが楽しみです。パートタイムで働くのが、ママとしての自分と働く自分の両方の時間が持てると同時に、両方の仕事から息抜きができて理想的かな、と今は思っています。ま、実際にはいろいろ大変な面もでてくるのでしょうが。仕事に戻ったらどういうふうに思うんだろうと今からドキドキです。

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