Tuesday 22 September 2015

おじさん

怜くん、家では私からは「おじさん」マーティーからは 「A man」と呼ばれております。

生まれたての赤ちゃんって、大人はみんな「わーかわいい♡」なんて言いますが、実はみんなおっさんみたいな顔してますよね?愛彩のときは、生まれたてのホヤホヤのころから「こんなかわいい赤ちゃんが、私から生まれたなんて信じられない!」と思い、「似てますね」なんて言われようものなら、「そんな!こんなかわいい子に私が似てるなんてあり得ません。んも〜、お上手!」と心の中で身悶えするほど、度のはずれた勘違い親バカだったのですが、怜のときは、「あ〜、かわいい。けど、おっさんやな」と冷静に思いました。顔立ちの違いというよりは、一人目と一人目の、親側のテンションの違いのせいかと思われます。

見れば見るほど美しいと思っていた愛彩のときと違い、怜の顔はブサイクなときほど萌えます。うんこをキバっている時の、無駄にキリッとした目にまんまるにふくらんだ鼻の穴。おならをする直前の片頬だけあげるヤクザな笑い。母乳で酔っぱらって「うぃーっ」と本当の酔っ払いのように赤ら顔で手の甲で口元を拭う仕草。おっぱいが飲みたくてしかたないのに、乳首と真逆の方向に鯉のように口をパクパクして焦りまくる顔。ある時はスターウォーズのヨーダのように、ある時は特大の大福のように、ある時はヤクザの親分のように、七変化する怜の顔を見ては、「かわいい〜!」と悶えています。

家で「おじさん」やら「A man」と呼ばれているもう一つの理由は、いつもトイレでキバっているおっさんのような声を出すことです。今はそうでもなくなりましたが、生後数週間は、夜寝ている間じゅう「うぅーえっ」「おぉぐぇっ」と年齢ににつかわしくない渋い声を出しておりました。新しく生まれた弟が大好きな愛彩が、勢い余って怜をぎゅーっとすると、「うぇぇぇ〜」とカエルの断末魔の叫びのような声を出すので、嬉々としている愛彩の顔を見ながら「頼むから弟を殺さんでくれよ」と思う母です。

そんなに泣くほうではありませんが、甘えん坊な気がします。おそらく、おっぱい大好きな甘えん坊で、姉の尻に敷かれてもニコニコとおとなしくしているような男の子になるのではないかなという予想です。女の子もかわいいけど、男の子もかわいいものですね。

おっぱい飲んでご満悦の大福顔。

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