Saturday 8 February 2014

オーストラリア

24時間のフライトの末たどり着いたオーストラリア。季節が北半球と逆なので年末年始は真夏です。メルボルンに夏に帰省するときは、いつもサマードレスばっかり持って行くのですが、意外と雨が降ったり寒かったりするので「あぁ〜、しまった!セーターとかジーンズも持ってくればよかった」と後悔します(真夏なのに!)。今回の滞在中も、昼間は34度あったのに、夜には12度くらいになったことがありました。数時間で20度も気温が下がる、恐るべきメルボルン。

愛彩は体調が悪かった上に時差ぼけになり、気候も、日照時間も、家も、出会う人たちも、何もかも違う状況にびびりまくっており、夜は眠れないし昼間はママから離れられないという、大変かわいそうな仕上がりになりました。

マーティーママは今回の帰省をキリンのように首を長くして待っていて、ベビーカーからチャイルドシート、子供用の食器からオムツまで、考えられるベビーグズは全てそろえていてくれました。マーティーのお姉さん夫婦には3歳の娘さんがいるので、お古のベビーベッドやすんごい量の洋服やおもちゃなどをどっさりと用意していてくれました。

そうやって、熱烈に歓迎された愛彩ですが、いつものスマイルもなく、私に抱きついて離れず、不安そーぅな顔をしていたので、「慣れるまではそっとしておいてあげよう」ということになりました。じーちゃん、ばーちゃん、おじちゃん、おばちゃんに抱っこしてもらってニコニコ笑うようになったのは、メルボルンに着いて数日たった後でした。

フライトはスムーズでしたが、フライト後の自分も疲れて時差ぼけなのに子どもも体調悪くて時差ぼけという状況は、非常に大変でした。夜中にバッチリ目を覚ましてぜんぜん眠れなさそうなので、夜中の3時にキラキラ星を100回くらい歌ったりおもちゃで遊んだりしました。こんな苦労をして定期的にオーストラリアに飛ばないといけないのなら、いっそロンドンからメルボルンに引き上げようとかなり本気で思いました。

メルボルンで一週間ほどすごし、その間にたくさんの親戚やお友達に会えました。その後はマーティーママが定年後に住むことになった、夢のようなステキな町マラクータに移動して一週間くらい過ごしました。マラクータでは太陽の光をたくさん浴びて、庭で採れた野菜や果物を毎日食べ、ビーチに行き、のんびりと過ごしました。マーティーママが家事をぜーんぶやってくれて、縦のものを横にもしなくていいほど甘やかしてくれました。ありがたや〜。マーティーからのサプライズプレゼントで、マッサージとフェイシャルの2時間コースなんかも堪能してしまいました♡ステキすぎるよ、マイハズ〜(My Husbandの略)♡
肩こりも腰痛も疲れもすーっかりとれて、肌もツヤツヤーな感じでマラクータを去ったのですが、ロンドンへの24時間のフライトで3000点くらいのダメージを受け、せっかくのリラクゼーションが全く日常生活に貢献することなく水の泡になってしまったのは非常に残念でした...。やっぱりメルボルンに引っ越そうかなぁ。






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