Sunday 5 October 2014

オーストラリアのじーちゃんばーちゃんとトルコへ

オーストラリアからはるばる孫を見にやってきたマーティーママのスーとパートナーのマークさん。オーストラリアからヨーロッパは飛行機で丸一日かかります。なので、オーストラリア人がヨーロッパへ行くときは、たいてい一ヶ月以上は滞在するのが普通です。そうじゃないと、飛行機に乗っている時間の割に合わないと思うのがオーストラリア人。今回のスーとマークも、まずロンドンで一週間、トルコで10日間、ロンドンに帰ってきて一週間、ポーランドで一週間弱、トータルまる一ヶ月という日程でロンドンまで来てくれました。

ロンドンでは、私たちのアパートからほぼお向かいにある物件をAir B&Bで見つけてくださってそこに滞在。まさにスープの冷めない距離で、狭いアパートにギュウギュウ詰めになるストレスもなく、もちろん愛彩を目に入れても痛くないほどかわいがってくださって、ほんっっとにありがたかったです。

トルコではイスタンブールに3泊、チラリというビーチ沿いの町で一週間過ごしました。イスタンブールはボスポラス海峡を挟んでアジア大陸とヨーロッパ大陸の二大陸にまたがる大都市で、ヨーロッパ大陸側も金角湾という大きな湾で東北と南西に分かれています。私たちはヨーロッパ大陸側にいたのですが、宿泊先はオサレなお店やレストランが多い東北側で、有名なモスクやバザールなどは西南側にあるので、毎日、金角湾を渡りました。湾の対岸側に見える街の姿に何堂もドーム型のモスクがあって、行きも帰りもとても美しい街だと思いました。地元の人も気さくで親切でマナーが良く、これほどの大都市で観光客もたくさんくるのにゴミがあんまり落ちていなかったのも印象的でした。

トルコの人は赤ちゃんが大好きなようで、愛彩はイスタンブールでもチラリでもスキあらばほっぺを(優しく)つねられていました。赤の他人の赤ちゃんのほっぺをいきなりつねるなんてびっくりですが、トルコでは当たり前なのか、愛彩があきらかに嫌がっていても一向にかまわず老若男女を問わずいろんな人が笑顔でつねっていました。グランドバザールでは、愛彩がトコトコ歩いている周りを、おじさんたちがワサワサと集まってきてほっぺたをつねろうと手を伸ばしていました。手が30本くらいどわ〜っと愛彩の顔の周りに集まってきたこともあって、写真に撮れなかったのが残念です。

イスタンブールは歴史ある文化も新しい文化も豊かで、食べ物もおいしいし、清潔だし、住んでみたい都市の一つですが、小さい子どもがいると大変だなーと思いました。歩道が狭くて坂が多く、道がゴトゴトしている上に常にあらゆる道路が工事中なので、ベビーカーを押すのが大変なのです。街を普通に歩いているうちにハーハーしてきたりして、「修行?」とツッコミ入れたくなるほど大変でした。(ほとんどマーティーに押してもらいましたが)

チラリではのんびりと、一日の大半をビーチで過ごしました。愛彩は海という言葉を覚えました。最初に海を見た時は大興奮で、キャーキャー言いながら泳いだり浅瀬で波と遊んだりしていました。自分一人で泳げると思いこんでいて、抱っこした腕から逃れようとするので、捕まえておくのが大変でした。

トルコはお肉もお魚も野菜もみんな美味しかったのですが、なによりパンとコーヒーのグレードが高かったです。トルコパンはもちろん、ピザやバゲットまで、パン生地を使ったものはなんでも「うまい!」と絶賛できるクオリティーでした。コーヒーもトルココーヒーだけじゃなくてカフェラテやエスプレッソも美味しかったです。

じーちゃんばーちゃんとの旅行、本当に楽しかったです。また行きたいな...で締めたいところですが、驚くほど準備のいいスーは、ロンドンに来る前からもうすでに来年の旅行を計画していました。来年の5月は同じメンバーでフランスのプロヴァンスでバカンスです。今から楽しみ〜!




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