Tuesday 12 November 2013

一歳になりました

11月9日、愛彩が一歳になりました。月並みなコメントですが、いろいろあったなぁー。そして、あっという間だったなぁ〜。

最初の子だったので、「こんな感動はきっと一生忘れない!」と思うようなことが何度もありましたが、忘れるんですよねー。私は愛彩が去年の何時に生まれたかすら覚えていなくて、「明け方だったよね」とマーティーに言ったら、「夕方だったじゃん!」とつっこまれる始末。

そういえば、このブログを書き始めたのも、「こんなにいろいろ面白いことがおこるのを、忘れたくない」と思ったからでした。

誕生日がちょうど土曜日だったので、近所の親しいお友達を集めて、小さいシンプルなパーティーをしました。ケーキは愛彩も食べられるように、お砂糖控えめのバナナケーキに無糖の生クリームでデコレーションをしました。

お友達のサムは、数週間前に盲腸が破裂して大変な手術をし、パーティーの数日前まで病院にいました。歩いて10分のところをバスでやってきて、帰る頃には青白い顔をしていて、タクシーで帰りました。彼には愛彩より三ヶ月年下の女の子がいて、パートナーのケイトと親子3人、ご近所で仲良しです。退院したばっかりで、まだまだ安静にしていないといけないのに、愛彩の誕生パーティーにはどうしても行きたいと来てくれました。本当に嬉しかったです。

日本では餅踏みをしたり、一歳のお誕生日は盛大にやりますよね。母にも「お祝いしてあげたいけど、イギリスは遠いすぎるね。今度帰省したときにね。」と言ってもらいましたが、私は今回のシンプルなパーティーが本当に嬉しかったです。マーティーの家族とも自分の家族とも離れたところで、子供を生んで育てていますが、地元のお友達にもコミュニティーのサポートにも恵まれ、職場の理解も得られ、ちっとも孤独ではありません。いろんな人にいつも助けてもらっています。

人は一人では生きられないけれど、子供ができるとさらに助けてもらう機会が増えます。助けたり助けてもらったりせざるを得ない立場というのは、本当の意味で信頼できるお友達ができるので、けっこういいものかもしれないと思います。

愛彩が生まれてきてくれて本当によかった。健康で一年育ってくれてよかった。どうもありがとう。


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