Wednesday 5 December 2012

親バカ

アイサを授乳をする時、恋のキューピッドに胸を矢でいられ、脳天に雷が落ちたような衝撃を受け、「ああああぁぁぁぁ〜!!なんってかわいいのぉぉ〜!大好きぃぃぃ〜!!!」と床を転がって身悶えしながら叫びたい気持ちになります(←授乳中なのでしませんが)。授乳毎にドラマチックなフォーリンラブ。そんな気持ちに毎回メロメロになりつつも、「絶対これは脳内でなんか変な物質が出てるよな〜」と思っていました。

そんな話を妊娠中の友人に話してみたら、そのステキな脳内物質は Oxytocin(オキシトシン)と呼ばれていて、授乳中に分泌されると母子のをより強いものにする効用があるらしいです。Oxytocin は陣痛を促したり、産後の子宮収縮を促したり、痛み止めとして活躍したりと大変パワフルな脳内物質。人工的に似たような薬物が作られていて、強い痛み止めとしても使用されているのだとか。もんのすごく中毒性が強いらしいです(とっても納得!)。こんなステキな脳内物質が出ているからこそ、毎日昼も夜もなく繰り返される授乳という作業を母親もマジメにこなすのですね。自然の摂理ってすごいです。そんな摂理に操られまくっている単純な自分もすごいなぁ。
このステキな Oxytocin、大変微量ですが鼻からスプレーで接種できるようにしたものも市販されているらしいです。なんでも父親と子供のを強めるのにお父さんが使うものらしいです。
んなアホな、と思ってググってみたら普通にAmazonで売ってありました。
そして、その話をマーティーに冗談でしてみたら、「ああ、試したことあるよ」て言われました。

は?

「昔の職場のみんなで通販で買って試したことがある」とマーティー。
若い野郎ども4人にアルバイトの女性1人という小さい職場のメンバーで、どんな会話がかわされ、なにがどうなってOxytocinを鼻から接種する運びになったのかはわかりませんが、とにかくみんなで試してみたと。結果は「なーんにも効果がなかった。残念だった。」らしいです。当時は絆を深めるような子供もいなかったしね。
そんなスプレーがあること自体びっくりでしたが、まさか自分の夫が数年前に試していたとは...。人生は奇想天外です。いや、奇想天外なのはマーティーか。

幸運なことに、マーティーに Oxytocin は不要だったようで、アイサの顔を見るたびに「So cute〜!(かーわいい〜!)」と身悶えしています。
「アイサってさ、他の赤ちゃんよりぜったいかわいいよね」←親バカ度100%
「自分の子供だからこんなにかわいいのかな。それとも客観的にみてやっぱりこんなにかわいいのかな。」←親バカ度120%
「アイサを見に来た友達もみんな、めっちゃかわいいって言ってるよね。社交辞令で言ってるのかなぁー。やっぱり客観的にアイサは特別かわいいから言ってるのかな。」←親バカ度200%
などとのたまっております。友達の子供を見に来て「かわいくない」なんて言う人はおらんがな。

そういう私も、「こんなかわいい子が私の子のはずないよなー。遺伝子マジック?」なんて常々思っています。実際に、ルックスは十人並みだけど人種が違う夫婦で、子供がめちゃめちゃかわいいという例も見ております(すみません)。
「多少ぶさいくでおバカでも、健康でハッピーな子供だったらいいと思っていましたが、健康でハッピーなだけでなく、顔もかわいくて賢い子供を授かった私はどうすればいいんですか、神様!」と困っています。←親バカ度300%

マーティーママが調べたところ、Isa という名前はヘブライ語で「神様の贈り物」という意味があるそうです(他の諸説も多数あります)。なんだか本当にそうだなと思います。大事に育てよう。





No comments:

Post a Comment